正しい呼吸で風邪予防 “鼻呼吸と口呼吸”

Beauty & Health
Well Aging column

鼻呼吸と口呼吸
このコラムでは、ウェルエイジングをテーマに人生100年時代「上手に年齢を重ねて楽しく過ごしていくための、健康や美容、暮らし方」についてお伝えしていきます。
ウェルエイジングとは、あらがうのではなく自分らしく自然に無理をすることなく、より自分にあったケアをしながら上手に年を重ねていくことです。
詳しくは“こちら”をご覧ください。

今回は「鼻呼吸と口呼吸」をテーマにお話しさせていただきます。
-口呼吸で唾液が減少-
マスクを着用していると、息苦しさから口で呼吸していたり、無意識のうちに口が開いていることはありませんか?
口で呼吸していると、口が乾いてきますよね。
そうすると、口の中を潤わせている「唾液」が減ります。

噛むことの大切さ “唾液と免疫力アップの記事でも唾液には大切な働きがあることをお伝えしましたが、その唾液の作用を口呼吸は奪ってしまいます。

-正しい呼吸は「鼻呼吸」-
本来、正しい呼吸の仕方は鼻から息を吸って鼻から吐く『鼻呼吸』です。
鼻呼吸は、吸った空気が肺に入るまでの間に適度な湿度を与えたり温めたりして、細菌やウイルスをブロックするフィルターの役割を果たしています。

しかし、口呼吸の場合は空気中の細菌やほこりなどが殆ど取り除かれないまま、空気が気管や肺に送られてしまいます。
鼻呼吸のように適度な湿度を与えたり温めたりされず、冷たく乾燥した空気がダイレクトに入ってしまうので、喉粘膜が乾燥し免疫力の低下に繋がります。

ウイルスや細菌などがダイレクトに気管に入りやすくなると、風邪やインフルエンザなどの感染症に罹りやすくなってしまいます。

-口呼吸のリスク-
口呼吸は健康面だけではなく美容にも影響を及ぼします。
口呼吸はお口の周りの筋肉が常に緩んだ状態になるので、表情筋の緩みに繋がり、目元や口元のシワの原因にもなってしまいます。

さらに「舌の位置を固定する筋肉」も衰えやすくなるので、二重あごやイビキの原因にもなります。
お口周りの筋肉を鍛えるには、口角をキュッと上げて笑顔をつくるようにしたり、表情筋をよく動かすように意識をすることが必要です。

-よく噛んで舌を鍛えましょう-
舌を鍛えるためには、食事でよく噛むことが大切です。
舌は食べ物を噛むときに上下左右に動かして、口の中の食べ物を混ぜたり飲み込んだりしていますが、噛めば噛むほどこの舌の動きによって自然と舌の筋力は鍛えられます。
よく噛むことは、唾液力も高まるので大事ですね。

口呼吸が癖になっている方は、意識して鼻で呼吸をするようにしたり、最近では口呼吸の予防グッズなども販売されているので、寝ている間の口呼吸が心配な方にはそういったグッズの活用もおススメです。

特に寝ている間に口呼吸になりやすい方は舌が重力で奥の方へ下がってしまい、気道が圧迫されて脳に十分な酸素が届かなくなってしまうので、横向きで寝るようにした方がよいでしょう。
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