活性酸素の働きを抑える”ポリフェノールの力”

Beauty & Health
Well Aging column

ポリフェノールの力
このコラムでは、ウェルエイジングをテーマに人生100年時代「上手に年齢を重ねて楽しく過ごしていくための、健康や美容、暮らし方」についてお伝えしていきます。
ウェルエイジングとは、あらがうのではなく自分らしく自然に無理をすることなく、より自分にあったケアをしながら上手に年を重ねていくことです。
詳しくは“こちら”をご覧ください。

今回は「ポリフェノールの力」をテーマにお話しさせていただきます。

-ポリフェノールとは-
秋というと、私の中では赤ワインが一番美味しく感じられる季節なのですが、皆さんはいかがですか?
最近は特に、イタリアの赤ワイン、ブドウ品種はサンジョベーゼがお気に入りです。

赤ワインというと、美容や健康に良いと言われていますが、赤ワインに含まれる有効成分の中でも代表的なのが、ポリフェノールです。
最近では、チョコレートやドリンクなどでもポリフェノールの表示がされ、CMでもよく謳われるようになりましたよね。

ポリフェノールは、植物が紫外線や外敵から身を守るために作られる、葉や皮や果肉に含む色素成分で、虫や鳥が噛んで嫌がるような苦みや渋みがあるのが特徴です。

-ポリフェノールがもつ抗酸化作用-
ポリフェノールの力というと、活性酸素の働きを抑える「抗酸化作用」です。

活性酸素が増えると身体に良くない…そんな話をよく耳にされませんか?
私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。

活性酸素は殺菌力が強くて、体内では細菌やウイルスを撃退する良い働きをするので無くてはならないものですが、増え過ぎると正常な細胞や遺伝子まで攻撃するようになり、酸化させてしまいます。

本来、私たちの身体には、この活性酸素から身を守るための、抗酸化酵素などの働きで防御され、そのバランスが上手く取られていますが、紫外線や喫煙、ストレスや食品添加物の摂取などによって、活性酸素が増えるとバランスが崩れます。

その結果、肌のシミやシワといった老化現象や、動脈硬化やガンなど多くの生活習慣病に繋がっていきます。
何においてもそうですが、過ぎるとマイナスに働いてしまいます。

-様々な種類のポリフェノール-
活性酸素に対抗する防御力を助けてくれるのが、食べ物から摂ることができる、ポリフェノールです。
活性酸素を吸収して取り除き、傷つけられた組織を修復することで細胞の酸化を抑えてくれます。

ポリフェノールの種類はかなりたくさんありますが、代表的なものをいくつか挙げると、赤ワインには「アントシアニンやレスベラトール、タンニン」、コーヒーでは「クロロゲン酸」、緑茶では「カテキン」、大豆には「イソフラボン」、玉ねぎやブロッコリーなどの野菜に多い「ケルセチン」、カレーのスパイスの黄色い成分の「クルクミン」など、名前はそれぞれ異なりますが、全てポリフェノールです。

私たちが食べている野菜や果物には、様々な種類のポリフェノールが含まれていますが、その多くは皮や種に含まれているので、飲料や加工品で摂取するのが効率的です。
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